財務諸表、建設業計理士の中で覚える量も多く手強い相手です。他の2科目と違い計算問題も少なく本当の意味で理解が求められる科目です。原価計算、財務分析が合格しているがこの科目で苦戦している人も多いと思います。

・仕事をしながら、勉強続けるのって本当に大変・・・
・独学勉強の仕方が分からない
・何度も受けているが、合格できない
✔ この記事で分かること

・断言しますが、独学合格は可能です。
・建設業経理士1級の正しい独学勉強方法を解説します。
・多忙な社会人に向けて、最短確実に合格できる勉強方法を解説します
この記事を書く私は、子育てをしながら1年半で3科目独学合格しました!!
✔この記事の執筆者

【最短】財務諸表 独学合格への5ステップ
ステップ① テキストを1周よむ

ステップ①の目的
全体像(ボリューム)の把握していきましょう。
財務諸表は、他の科目と比較して計算問題が少ないのが特徴です。
テキストの内容を理解することがとても重要です。
まず、1周読んでいきます。全体像(ボリューム)を把握と単語への慣れが目的です。深い理解まではこの段階ではしなくても大丈夫です。

「こんな内容なのか~」かくらいで大丈夫です。スラスラと読み進めましょう!!
✔ 新米パパはこちらのテキストを使用しました!!
ステップ② 単語帳作成

ステップ②の目的
単語帳を作成し勉強の効率を高めます。
財務諸表では、単語帳作成がとても大切です。
この単語帳を完璧に作り上げて毎日読みこんでいけば合格できると思います。
なぜなら、財務諸表は1問、2問、3問が財務諸表のテキストを暗記し理解すれば解けるからです。
特に、1問の論文を書けるかどうかが合格を左右してきます。

大変かもしれませんが、本当に大切なのでここで妥協せず全ての単語を書き出してください。
私は、エクセルで以下のように作成しました!!

テキストに出てきた語句とその意味を全てまとめていきましょう!!
単語帳が作成出来たら、何度も試験まで読んでインプットしていきましょう。

寝る前に音読すると記憶に定着しやすいです。
大切な事は理解することです。
もし、分からない語句が出た来たら、都度リストに追加をしてアップデートしていきましょう。
そうすることで、分からない語句がなくなり、理解が深まります。
分からないことは、どんどんググって調べましょう!!
理解することで記憶も定着しやすくなります。論述でどのような内容が問われようが、答えられるようにしましょう。
ステップ③ 過去問を解く

ステップ②の目的
実際の過去問題を解くことで、試験に慣れていきます!!
ステップ②で理解が深まっていれば、過去問の問①~問③はスラスラ解けるようになっています。

問題特有の言い回しがあります。問題を解いていて、新しく理解したことがあれば、単語帳に追加していくことが重要です。
4問、5問については同じような問題が多いです。
1週目は答えを見て解いていき、解き方を覚えていきます。
パターンが決まっているので、ここは回数を重ねることで過去問で満点近くとれるようにします。
私は、過去問の9回~28回まで4週しました!!
✔ 新米パパは、この過去問題集を使用しました!!
ステップ④ 苦手箇所、間違えた箇所を書き出す!!

ステップ④の目的
問題を苦手な箇所、間違いやすい箇所、理解不足を明確にします。
解く精度を高めて合格率を一気に上げていきます。

間違えた問題やケアレスミスをすべてリスト化します。
下記のようなリストを作成しました。

過去問を解いていくと間違えやケアレスミスをすると思います。それをすべてリスト化します。
これを実行すれば自分の理解が不十分なところ、ミスしやすい所をあぶり出す事ができます。
間違えた問題と、間違えに対する改善策をリスト化します。
この方法で、飛躍的に精度が上がっていくので必ず行ってください。
ステップ⑤ 概説の問題を解く

ステップ⑤の目的
過去問に無い、問題にも対応できるようにします!!
財務諸表は概説の問題を必ず解いてください
なぜなら、過去の試験でタックテキストに掲載されていない語句や内容が問われることがあるからです。
第25回試験の問1の偶発債務や、第14回試験の協定原価といった内容は、タックのテキストには書かれていません。しかし、概説にはしっかり掲載されています。

概説で初めて出てくる単語や内容は、単語リストに追加していきましょう。
私が、受験した第29回の「試験の重要性の原則の適用根拠を述べろ」という問題は、概説の問題の中にほぼ同じ内容がありました。
私は、概説の問題すべて勉強していたので、解答に書いてあった内容をそのまま論文に書くことができました。
番外編 必殺録音術
私は、効率的勉強して子供と遊ぶ時間も確保したかったので、ステップ②の単語帳を音読し、スマホに録音して通勤中に聞いていました。
通勤時間も勉強時間に変えることができます!!効率的に勉強を進められておススメです!!
まとめ
財務諸表他の科目より合格率が若干低く覚える量多く大変です。
私が受けた29回では定期預金の元利均等の未収利息の処理が第5問で出ました。
過去問でもテキストでも見たことのない問題だったので、元利均等の処理が思い出せず(元銀行員としてとても恥ずかしいのですが・・・)間違えました。
芋づる式で一つ間違えると、当期純利益、未払法人税も自動的に間違えるので-9点にはなっていたと思います。
しかし、問1で概説の練習問題とほぼ同じ内容が出ました。
概説の問題を暗記していった私に取ってはかなりラッキー問題でした。
概説までしっかり勉強していたことが合否の分かれ目になったかと思います。
1級の試験なので、過去問を何度も解いてるだけでは、当日の試験で2問~5問で確実に合格点を確保することは難しいと思います。
妥協することなく、この①~⑤のステップを確実に踏んでいくことが合格への近道です。
✔ 他の科目についてはこちらで解説しています!!
✔ 独学より簡単効率的に合格を目指したい方はこちらをチェック!!
独学は、勉強の進め方や勉強時間、場所を自分で選べる事がメリットです。裏を返せば、独学は自分に厳しくスケジュールを管理し勉強をし続ける必要があります。
誰もが自分だけで学習を客観視して弱点を克服したり、厳しくスケジュール管理をできるとは限りません。むしろ、偏った勉強法になりやすいのが独学のデメリットです
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